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認知症になるきっかけ


認知症になった原因

入院中の高齢者

歳を取れば認知症を発症するリスクは高まりますが、高齢者は何かの出来事がきっかけとなって認知症を発症してしまう(発症しやすくなってしまう)という事もあります。

認知症になった人の家族には、よくよく思い返してみると「もしかしてあれが原因だったのかな」と思い当たるふしがあるという場合も少なくありません。

認知症になるきっかけとなりうることにはどんな事があるのでしょうか。

認知症を発症するきっかけ

認知症になる原因には遺伝や病気、老化といった事もありますが、何かをきっかけに認知症になりやすい状況になる事もあります。

急激な環境の変化

引越し、家族との同居・別居、定年退職、入院など、生活がガラッと変わるような環境の変化は認知症発症のきっかけとなりやすいようです。

高齢者は新しい環境への適応力が弱いので、慣れない部屋では落ち着かないし、生活スタイルが変わると大きなストレスになります。

強いストレス

夫や妻、息子や娘などの家族や友人の死、借金問題、その他強いストレスを感じるような出来事があるとその後認知症になりやすいと言われています。

喪失感

配偶者との死別や子供の独立、また定年退職で無職になった時など、大きな喪失感に見舞われた時も認知症になりやすいです。

家族との別れは悲しみもさることながら、会話する相手がいなくなる、身の回りの世話をしてくれる人がいなくなるという事にも繋がります。

また定年退職をすれば今までバリバリ働いていた人が急に暇になるので、生活にハリが無くなって無気力になったりします。こうした変化も認知症に繋がりやすくなります。

特によく聞くのは、

  • 入院
  • 家族の死
  • 定年退職

がきっかけだったかも、というケースですね。

高齢になると病気になりやすいのはもちろん、転倒して骨折することも珍しくなく、さらに治りも遅いため入院生活が長期にわたる事もあります。

入院すると慣れない病室で他人と寝食を共にしなくてはいけないし、ご飯は好きなものを食べられない、周りの人への配慮も必要で、さらにする事もなく暇です。外の天気もよくわからないし、高齢者じゃなくても入院していれば今日が何曜日が分からなくなる時もあります。

こうした環境の変化とストレスによって、だんだん無気力になる、笑顔が少なくなるといった症状が見られるようになり、入院前は元気だった人が退院したらがくっと元気がなくなるという事がよくあります。

それから徐々に認知症の症状が見られるようになったり、元々認知症の兆候があった場合はそれが一気に進行していたりという事があるんですよね。

親しい人の死をきっかけに、という話もよく聞きます。長年連れ添った妻や夫がいなくなるのはとても悲しいですし、大きな喪失感もあります。そして特に2人暮らしだった場合は大きく生活も変わってしまいますから、認知症を引き起こしやすい環境が揃ってしまっているんですね。

退職してから認知症が始まったという人も多いです。特に男性は仕事が命という人も多いですから、その仕事が終わった事による喪失感は大変なものでしょう。

それに仕事に熱中していた人ほど趣味がありません。ですからいざ毎日が休みという状況になった時、することがないんですよね。いつもいたことがない平日の昼間に家にいるというのもなんだか居心地が悪いし…ということでストレスにもなります。

毎日の出勤という日課もなくなったので外出するきっかけも減り、季節の移り変わりなど外からの刺激を受ける機会も少なくなります。こうした事も認知症を発症しやすくなる要因となるでしょう。

認知症を防ぐためには

認知症にならないためには、先ほど例に挙げた

  • 入院
  • 家族の死
  • 定年退職

といった認知症になるきっかけとなりやすい出来事が起こった際には注意する必要があります。

とはいえ自分で気を付けるといってもなかなか難しいと思うので、周りの人達がしっかりと注意して見てあげることが大切になります。

家族や知人が入院した場合はお見舞いに行き話し相手になる、可能なら車いすで外に散歩に連れ出すなど、とにかく頻繁に顔を出すことが大切です。一人でずっといるのは難しいと思うので、なるべく色んな人に来てもらった方が負担も減るし本人も喜ぶのではないでしょうか。

親しい人の死は辛いものですから、立ち直るまでに長い時間がかかるかもしれません。しかし、そんな時こそ家族がしっかりと寄り添い、支えになってあげましょう。

亡くなったのが妻の場合、夫は一人で身の回りの事ができなくて大変困るというケースが多いです。もし別居しているなら頻繁に訪れて色々と世話をしてあげるなど、そうしたストレスを軽減させることも大切です。

定年退職の場合は退職後悠々自適な生活を満喫できるタイプの人もいますが、仕事しかしてこなかった人や無趣味な人ほど喪失感も大きく無気力になりやすいです。

その際は何か新しい趣味を見つけられるように色々提案してみたり、無理やり外出させる口実を作ったりと、家に引きこもる事を防ぐことが効果的です。

ちょっとした散歩に出るだけでも違いますから、

「ちょっと掃除をしたいから表に出て」
「悪いけど○○買ってきて」
「お芝居を見に行くの付き合って」

など、とにかく外に連れ出しましょう。

周りの配慮によって認知症リスクは減らせる

認知症発症の原因や仕組みについてはまだまだ解明されていない事もありますし、今回ご紹介したことをすべて実行したからといって100%病気を防げるわけではありません。いくら気を付けていても発症する人もいますし、逆に一人で寂しく生活していても亡くなるまで認知症にはならなかった人もいます。

しかし認知症は予防が大切で、そしてストレスを軽減したり周りの配慮があれば認知症リスクを減らせることは間違いないと思います。

入院や親しい人との死別、定年退職などの際もそうですが、普段からも積極的に話し掛けたり、なるべくストレスになるようなことは避けたり、頭を使うパズルやゲームをさせたりと、色々と気にかけてあげることが大切です。

健康寿命を伸ばすためにも、本人だけでなく周りの人も認知症予防を心掛けるようにしましょう。